1年で50日休みました
こんにちは、きくじろうです。
4月に職場復帰したワーキングマザーのみなさんも多いことと思います。
昨日、こちらの記事で、復帰したらまず会社の育児関連の休暇制度を調べることをおすすめしました。
復帰したばかりのみなさんは、漠然と「病気でたくさんお休みするんだろうな・・・」と感じていらっしゃるかと思います。
実は、子供がいると会社をお休みする理由は病気だけではありません。
私も「有休は1年に20日あるし、繰り越した前年度の有休もあるし、子の看護休暇も10日ある。さすがに足りるでしょ!」と思っていました。
そして、2人目を出産して復帰したあと、病気などでお休みしたときに有休を無計画に使った結果、1年で前年度の繰り越し有休20日+有休20日+子の看護休暇をほぼすべて消化。
合計で約50日も休んでしまい、年度末に子供が病気にならないかヒヤヒヤしたことがあります・・・
(夏休みも含みます。)
今日は、子供がいる場合に会社を休んだり早退・遅刻する場合が具体的にはどういうケースがあるかと私がやりくりしている方法を、実体験からご紹介します。
基本の勤務体系とその理由
まずは、私が利用している基本の勤務体系をご紹介します。
制度として使っているのは、フレックスのみです。
そして制度としての時短は使っていませんが、上司と相談して、勤務時間を9時出社、17時退社の7時間勤務にしてもらっています。
業務が終わらない場合は状況に応じて、早めの出社や残業でリカバリーしています。
フレックスは、1カ月トータルの総労働時間で勤務時間を計算するため、このような働き方が可能です。
給与を計算するとき、基準時間に満たない場合は、その不足時間分、控除(お給料からひかれる)されます。
不足しているからといって、賞与や昇給などの際のペナルティはありません。
単にお給料が減るだけです。
時短を使っていない理由は、
- 休んでも誰かに代わりに仕事をやってもらうわけではない
- 業務量があまり減っていない
の2つです。
私の場合、休んでできなかった仕事は誰かに代わりにやってもらうのではなく、残業してカバーしているので、休んだ時間とほぼ同じ時間、時間外で勤務しています。
結局1カ月に働く時間は、まったく残業をしない他の人とほぼ同じ。
また、時短の場合、有休の日に勤務したとみなされる時間は短い(6時間の時短勤務であれば6時間)です。(当たり前ですが)
そうなると、実際に働いた時間は同じでも、有休を使うと、時短の方が短い時間でお給料が計算されます。
予め、一カ月の働く時間が短く、それにあった業務量の場合は時短勤務にする必要がありますが、業務量が産休・育休前と変わらない場合は、フレックスがいいなと感じています。
こういうときはこうする!
私は、
- フレックス(コアタイム:11時~15時)
- 始業時間は9時、就業時間は17時
- 有給休暇(半休OK)
- 子のための看護休暇(無給。半休OK)
を状況によって使い分けて、休暇をやりくりしています。
また、私の実家、ダンナさまの実家とも電車で1時間以内のところなのですが、どちらも高齢のため、よっぽど(1週間休まらなければいけないときなど)でないかぎりは、私かダンナさまがめんどうをみています。
【1】保育園からの呼び出し(始業時間前や10時まで)
これはみなさんご想像つきますよね。
基本的に保育園では37.6度以上の場合に電話連絡がきて、早めのお迎えを依頼されるかと思います。
復帰する前、なんとなく午後に電話連絡がくるイメージだったのですが、子供が熱をだすのには、当然のことながら時間は関係ありません(笑)
お昼ごろはもちろん、一番早かったのは始業前の9時前!
なので、始業時間前や10時ごろまでに保育園から呼び出しがあった場合は、急ぎの仕事がなければすぐ帰り、その日は1日休んだことにします。
出社してから帰るまでの時間はただ働きになりますが、早めに帰れれば、保育園にお迎えに行き、自宅によって保険証や診察券を取って午前中に受診できます。
10時ごろとしているのは、1時間までならただ働きでも諦めがつくからです(笑)。
【2】保育園からの呼び出し(10時~13時まで)
午後半休を使います。
うちの会社の場合、コアタイム有りのフレックスは、通常の始業時間である9時までに出社しているときは有給の半休が使えるので、次の日休んでもいいようにできる仕事はやって段どりをつけておき、12時になったら帰ります。
【3】保育園からの呼び出し(13時以降)
15時まではコアタイムなので、15時になったら帰ります。
この場合は休暇は使わず、帰った時間までが勤務時間になります。
勤務しなかった時間は控除されますが、休暇を減らさずに済みます。
【4】朝から体調不良
朝から37.6度以上の熱があったり、体調が悪いときは1日お休みをいただきます。
【5】通院
うちの子供は、毎月平日に通院する必要があります。
また、予防接種や健康診断などもあります。
これも、なるべく午後にして午後半休で済ませられるようにします。
【6】授業(保育)参観や保護者会、個人面談
授業参観は学校だけでなく、保育園でもあったりしますよね。
(保育園では保育参観といいます)
保護者会や個人面談も学校だけでなく、保育園、小学校でもあります。
しかも、うちの小学校、授業参観は1つの学期に2回ずつ開催されます。
もちろん、参加必須ではないのですが、やはり子供の様子が知りたいですし、なかなかお顔を合わせることのない他の保護者の方とお知り合いになれる数少ない機会ですので、仕事に支障がない範囲でなるべく参加するようにしています。
午後のことが多いので、午後半休を使います。
コアタイムが終わる15時に会社を出ても間に合う場合はお休みを使わず、授業参観や保護者会に間に合うように退社します。
個人面談は、希望の時間のアンケートを取ってくれることが多いので、なるべく午後の遅い時間にし、午後半休かコアタイム終わってダッシュで帰宅にしています。
【7】入学式や卒園式、卒業式
1日お休みします。
保育園の卒園式は土曜日に行われるところも多いようですが(今まで通った園はそうでした)、平日の保育園もあれば、幼稚園は平日が多いと聞きます。
うちの小学校は、入学式も卒業式も平日でした。
【8】学級閉鎖
インフルエンザの季節になると、小学校が学級閉鎖(学年閉鎖、学校閉鎖)になることがあります。
学級閉鎖とは、これ以上病気が流行するのを防ぐために学校がお休みになるので、学級閉鎖になったクラスの子供は保菌者である可能性があるため、学童で預かってもらえません。
長女が今年学級閉鎖になったとき、土日を含め、金曜日~月曜日は学童に行けませんでした。
うちは、幸いにもおじいちゃん・おばあちゃんの家が近かったので、お泊りさせてもらいました。
年齢が大きければ子供だけでお留守番することもできますが、低学年のうちは両親のどちらかが休んだりする必要があります。
※学級閉鎖になる基準や日数は、地方自治体によって違うようです。
おまけ
会社を休まないにしても、
- 家を出る直前にゆるいウンチをしてしまい、服も床も汚れて大騒ぎ
- 子供が腹痛
- 忘れ物をしたと戻ってきたため、学校まで送らなければいけない
- 長期休み(夏休み、冬休み、春休み)の学童への送り
など、遅れての出社とさせてもらうこともあります。
コアタイムまでに出社できれば、遅刻扱いになりません。
こういうときもフレックスだとありがたいです。
長期休みの場合、学童が始まる時間は8時(または、8時~8時半は早朝料金)というところも多く、会社を遅刻せざるを得ないこともあります。
※低学年のうちは、子供だけでの学童への行き帰りを禁止しているところも多いです。
有給か無給か、それが問題だ
私が今までに会社を休んだ主な理由はこんな感じです。
1から5は子供の健康に関わる理由のため、子の看護休暇が使えます。
6~8については、有給休暇を使わなければいけません。
子供の体調不良の際に、最初から有休ばかり使っているとあとで無給の子の看護休暇ばかりを使うことになります。
そうすると、お給料がどんどん控除(減って)しまい、給与明細を見て顔が青ざめることになってしまいます。
(実体験)
そのため、私は1カ月に使う休暇が有休もしくは子の看護休暇のどちらかに偏らないよう、毎月1日は子の看護休暇を使うようにしています。
また、年度末に休暇がなくなって困らないように、常に残りの有休と看護休暇の日数を把握しています。
仕事も子供も大切に
このように、子供関連でお休みするときは、いつ、どのように休むか、有休にするのか無給の看護休暇を使うのかなどを計画的にする必要があります。
インフルエンザ以外にも、おたふく、みずぼうそう、咽頭結膜熱(プール熱)、溶連菌、感染性胃腸炎、手足口病、突発性発疹(突発)など、感染すると3日以上、保育園や学校に通えない病気はたくさんあります。
(私はすべて経験済みです・・・)
特に0~2歳児のうちは、病気で休んだり呼び出されたりなどで、保育園に1カ月の半分しか通えなかったなんてことも珍しくありません。
もちろん、子供の体調が悪い場合は少しでも早くお迎えに行ったほうが子供のためなのですが、よっぽどのことでない限り、このようにしています。
電話があったら心配ですし、少しでも早く帰ってあげたいのですが、翌日以降もお休みが続く可能性もあるので、仕事上の迷惑をなるべくかけないよう、年度末に休暇がなくなって困らないよう、やりくりしています。
翌日休めるように段取りをしておけば、大事をとって休むこともできます。
自分がインフルエンザなどでお休みする可能性もありますしね。
今日ご紹介した働き方はあくまでも私の(会社の)場合ですので、ご自分の会社の制度はよくお調べくださいませ。
時間給(1時間単位で有休がとれる)がある会社さんもありますしね。
(羨ましい!!)
ワーキングマザーのみなさん、いろいろ大変だとは思いますが、仕事だけでなく休暇のやりくりもがんばりましょう!
長文を読んでいただきましてありがとうございました。
ワーママのみなさんのご参考になると嬉しいです。
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