マンション派が注文住宅に引越した理由｜最初から一戸建てに住めばよかった

終の棲家として購入したはずの分譲マンション。検討した結果、注文住宅に引越しすることになりました。

引っ越す理由は３つ

夫婦そろってマンション派、しかも駅徒歩３分のタワーマンションから注文住宅に引っ越すことにした理由をご紹介します。

マンションは狭い

やっぱりマンションは狭いです。

特に、コロナ禍で夫婦ともに在宅勤務がスタートすると、主人は主寝室で仕事ができましたが、私はダイニングテーブルでの勤務。

始業時はモニターとノートPCを取り出し、終業時には片付けの繰り返し
子供が帰ってくると、狭いテーブルでおやつを食べる子供たち
残業があるときに家族がご飯を食べる場所がない

毎日のことなので、かなりのストレスです。

物が多く、収納場所が足りないのも不満です。ミニマリストになれればいいのですが、物の管理が苦手な私には超えられない壁。チャレンジする前から諦めています。

ダンナさんは、「物を減らす減らす」詐欺です。

電源が入らないこともあるテレビ
数年前に録画した番組が保存してあるHDDレコーダー
いつ読むかわからないマンガ

など、「もったない」と言って捨てられません。テレビやHDDレコーダ―は新しく買っていて、コンセントすらつながっていません。

結局、主寝室がダンボールや使わない家電だらけの物置になってます。毎月高いローンを支払っているのに主寝室が物置なのはかなり凹みます・・・正直、毎日服を取りに行くたびにストレスがたまります。

子供が大きくなるにつれて、更に物が増えて手狭になることは明らかです。

この数字を目にしたとき、引っ越す決断をしました。

ランニングコストが高い

引っ越す前からわかってはいたものの、やはりマンションはランニングコストが高いです。

駅近タワーマンションの低層階
築5年未満
4LDK

の我が家の例でいくと、

管理費＋長期修繕積立金：3万円/月
駐車場代：1万7,000円/月

毎月合計4万7,000円がかかっています。

1年で　4万7,000円×12カ月＝56万4,000円

30年で　56万4,000円×30年＝1,692万円

も支払うことになります。

さらに、10年、20年、30年ごとに、修繕一時金として50万円ずつかかる予定です。この50万円、これより下がる可能性もありますが、上がる可能性もあります。

もちろん、一戸建ての場合は自分たちで修繕費を貯金する必要がありますが、ある程度しっかりしたハウスメーカーであればぐっとコストダウンになります。

おおまかな試算にはなりますが、タワーマンションより800万円ほど高い注文住宅に引っ越しをしても、このままマンションに住み続けるより30年間で最大約1,200万円になる計算になります。

今なら住んでいるマンションが高く売れる

持ち家である今のあるマンションが高く売れそうという状況も理由のひとつ。

そもそも引っ越すきっかけとなったのは、あるチラシ。そこにはうちのマンションの4LDKを探している人がいるという内容が書いてありました。しかも書いてある金額が、我が家の購入金額＋2000万円！当然最高金額なのでしょうが、「無料で査定してもらえるならお願いしよう！」と査定をしてもらうことにしました。

実際、査定してもらった金額はチラシよりかなり低かったですが、それでも購入金額＋10%以上！

今後のランニングコストに不安を抱えていた我が家にとっては、嬉しい結果でした。